エディンバラを巡って思った事です。もし私と同じルートで日帰り旅行するなら、最初にNelson Monument(ネルソン・モニュメント)、最後にEdinburgh Castle(エディンバラ城)に行った方が良いかと思います。
なぜならNelson Monument(ネルソン・モニュメント)の周辺は本当に人気が無かったからです。逆にEdinburgh Castle(エディンバラ城)は入り口にスタッフさん達はいらっしゃるし、お客さんも多かったです。
今回は夕暮れ前の時間帯に塔に行っても、幸運な事に何事も無かったです。が、人が少ないと何かあった時が心配なので個人的におすすめはしません。
3日目:2019年12月2日
[ 05:55 列車・ロンドン『Kings Cross(キングス・クロス)』駅 発 ]
この日は早朝から行動を始めました。
最初駅を間違えましたが、歩いていたら目的の駅、Kings Cross(キングス・クロス)駅に無事に辿り着きました。
こちらの列車に乗りました。
初のイギリスでの長距離列車への乗車でした。
近くにいたお客さんに、念のため自分の予約した席がここで間違ってないか確認してもらいました。ありがたや。
朝ごはんは列車の中でいただきました。『Pret A Manger(プレタ・マンジェ)』というチェーン店のカフェで買った、サンドイッチとアボガドのスムージーです。
アボガドのスムージーはめっちゃアボガドの味がしたのを覚えています。
列車の窓から朝焼けが見えて美しかったです。
しばらくは緑豊かな風景が続きました。
進むにつれて、建物が多いエリアが増えてきました。
長距離移動だったからか、何度か車内販売のワゴンが通りました。
予算の事もあって、帰りの列車にも車内販売はあるだろうから、帰りに何か買ってみようと思いました。
[ 11:12 列車『Edinburgh Waverley(エディンバラ・ウェイヴァリー駅) 着]
最初の目的地『Scott Monument(スコット記念塔)』が駅からすぐ近くだという事は分かっていました。ですがどの出口から出ればいいのか分からなかった為、近くにいた駅のスタッフさんに道を尋ねました。
そしたらスタッフさんの英語の訛りが強くて、お返事がほとんど聞き取れませんでした……!でも私の言葉は聞きとってもらえたみたいなので、身振り手振りを交えつつ『Scott Monument(スコット記念塔)』へ向かう出口を教えてもらいました。
Scott Monument(スコット記念塔)
www.edinburghmuseums.org.uk
『BEAUTIFUL』関連の場所で最初に訪れたロケ地です。この曲の関連記事内の写真に出てきた場所です。
s.rbbtoday.com
こちらの塔は、スコットランドの文豪であるウォルター・スコット卿(1771~1832 年)の功績を讃えた記念塔だそうです。
[ 関連記事 ]
www.jtb.co.jp
この時は塔の後ろでクリスマスのイベントが開催されており、とても賑やかな雰囲気でした。
そこからひたすら坂を登り
登り
エディンバラ城に着きました。
この時点で、エディンバラは石畳で地面が固いから結構歩くの大変かも……?と思いました。
www.edinburghcastle.scot
入り口で料金を払い、パンフレット(日本語版)をいただきました。
こちらは、映画『FILTH(フィルス)』に登場した場所でもあるので、到着したときはとてもテンションが上がりました。
風景を楽しみつつ、MVのメイキングで吉井さんが入っていた大砲『MONS MEG』を探します。
お城に入ってすぐにそれらしき場所はあったのですが、違いました。
そのまま上に向かいます。
なだらかな坂を登った上にありました。
MONS MEG
こちらの『MONS MEG』という大砲が、MVのメイキングで吉井さんが入っていた大砲でした。大きさも質感も、思っていたよりしっかりした感じでした。
街歩き
その後はエディンバラ城を出て、次の目的地に向かいました。
道は、基本的に事前にGoogleマップで調べた道を歩きました。
あと多分、主に訪れたエリアは旧市街だと思います。歴史を感じる建物を多く見かけたので。
結構細い道や暗い道が多くて、遅い時間に歩くのは避けたいなあ…と感じました。が、反面、私はそんな道を歩くのが好きなので、昼間に歩けてとても楽しかったです。
街中のMV&MVメイキングのロケ地色々
12:00頃 処刑場 着
若干道に迷ったりしつつ、こちらにたどり着きました。
MVでは中に入れましたが、この時は周りに鉄製の柵が建てられていました。道の中央部分にある広場に設置されている感じでした。
12:40頃 Bictoria Terrace
それから処刑場があった広場の、向かって左側にあった ゆるやかな坂道に入りました。こちらはMVメイキングのロケ地です。
この左側のカラフルな建物のある場所の名前は、Googleマップには『Bictoria Terrace』と書かれていました。ですがインターネットで検索すると『Victoria Street』という名前の方が多く見つかるので、情報を調べるときには『Victoria Street』の方が見つかりやすいかもしれません。
ewh.org.uk
またこのエリアには、ハリーポッターのお店がありました。
ショーウインドウのレイアウトが凝ってて凄かったです。
13:00頃 ランチ
『エディンバラで、名物料理のハギスを食べよう!』と思ってたので、Bictoria Terrace周辺のお店でハギスに惹かれてランチを。
あと沢山歩いて脚が疲れてたので休憩も兼ねています。
クリスマス前だからか、お店の中も外も飾りがキラキラしててきれいでした。
注文したのはハギスのセットメニューとビール。お皿の上の、一番右の茶色いペーストがハギスです。ちなみに真ん中はマッシュポテト、一番左は人参です。
ちなみにハギスとはスコットランドの伝統料理で、羊の胃袋に内臓を詰めてゆでた(蒸した)料理です。
www.kurashiru.com
ただし内臓を使った料理という事もあり、現地の方でも好き嫌いが分かれるそうです。実際に私の知人(スコットランド生まれ)に「ハギス食べたよ〜。おいしかった!」と言うと「おいしかった?ハギス、実はあまり好みじゃないんだ(^◇^;)」という感じの反応でした。
この時、お店の方に「ウイスキーも気になるけど、あんまりお酒強くなくって……」と言うと、小さなグラスで一口分だけ出してくださいました。
料理を待ってる間にお店の方と少し雑談をしました。
私が「映画『FILTH(フィルス)』が好きなんですよ。万人向けの内容では無いですけど」と言うと、「確かにね」とお返事いただきました。
自分の友人知人以外で映画映画『FILTH(フィルス)の話しができたのはこれが初めてだったので、とても嬉しかったです。
あとデザートもいただきました。
ご飯をいただいて少し休憩した後、お店を出ました。
MVのメイキングに登場した場所
お店を出てすぐの所にMVのメイキングに登場した場所があったので撮影しました。
街歩き
それからはMVのロケ地である『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』を目指しつつ、ロケ地を探しつつ歩きました。
お天気は曇り&時々小雨という感じで、暑すぎず寒すぎず丁度良かったです。
途中、映画『FILTH(フィルス)』で撮影された場所があったので写真に撮りました。
大通りから少し離れた所はとても静かで、興味深い雰囲気でした。
あと本当に階段が多くて、坂の街だなあと感じました。
エディンバラの街中も、クリスマスの飾りがとてもきれいでした。
そしてGoogleマップに従って歩いていると、段々人通りの少ない通りになってきました。
大丈夫かな、と思いつつひたすら歩いていました。
するとスマートフォンの列車のアプリから通知が届きました。内容は詳しくは分からなかったですが、列車に何かトラブルが起こったみたいでした。なので、この後は予定より早めに駅へ向かおうと思いました。
歩いている時、好きな映画と同じ名前のお店を見つけて嬉しくなりました。
そのままGoogleマップに従って薄暗い道を歩き(短時間ですが)、
小さな階段を登りました。
15:00頃 『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』着
階段を上ると、次の目的地『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』が見えてほっとしました。
www.travel.co.jp
www.edinburghmuseums.org.uk
こちらは1805年のトラファルガー沖の海戦の勝利した記念に、建てられたモニュメント(記念碑)だそうです。
『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』の手前には階段がありました。その階段手前の風景に見覚えがありました。なのでMV『BEAUTIFUL』をスクリーンショットで保存した画像と見比べると、MV始まってすぐの映像と同じ風景でした。
偶然見つける事ができて、とても嬉しかったです。
そこから階段を登り、『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』に到着しました。
高い位置にあり、とても見晴らしが良かったです。
ちなみにこのエリアには、『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』以外にもモニュメント(記念碑)が建てられています。
『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』の中も気になったので、入館してみる事にしました。
ここには螺旋階段があり、窓から外が見えました。
1階にはネルソン提督にまつわる展示がありました。
『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』を撮影した時に、後ろに神殿の様な建物が写り込みました。この時は『これがあの有名な『The National Monument(ナショナル・モニュメント)』か……』としか思わなかったのですが、後日吉井さんの写真を撮影した場所だと知って、正面からも写真を撮っておけば良かったなあと思いました。
ewh.org.uk
『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』を出た辺りで小雨が降り始めました。折り畳み傘は、ロンドンのホテルに置いてきていました。
スマートフォンだけは濡らしたくなかったので、慌ててジップロックに入れました。この方法だと濡らさずに使えるので。
15:30頃 墓地(MVロケ地)
『Nelson Monument(ネルソン・モニュメント)』からすぐ近くに墓地がありました。気になって覗いてみると、こちらもMVのロケ地でした。
人気が無かった事もあり、どきどきしつつ撮影しました。
ちなみにこの時、下2枚の良い感じにモヤがかかった写真はスマートフォンをジップロックに入れたまま撮影した写真です。
その後は緩やかな坂道を下り、予定していた時間より早めにEdinburgh Waverley(エディンバラ・ウェイヴァリー駅)へと向かいました。
駅ではいくつかお土産を買いました。
そして帰りの電車をチェックしようと思い、時刻表(電光掲示板)を見に行きました。
すると私の乗る予定の列車(17:00発の予定)は掲載されていませんでしたが、同じKings Cross(キングス・クロス)駅行きの列車(下記時刻表の一番上の行)は、状況が『Delayed (遅れ)』でした。
『なんとかなったらいいなあ……遅れてもいいからKings Cross(キングス・クロス)駅まで帰れますように』と思いつつ、この後ダメ元で予約していた列車に乗り込みました。
すると私が列車に乗り込んでしばらくした後、車内放送ではっきり「この列車は、終点のKings Cross(キングス・クロス)駅まで行きません」とアナウンスされました。
『ホテルまで帰る交通機関が無くなった!』と、若干パニックで頭が真っ白になりました。ただ、今日街中でホステル(安い宿泊施設)っぽい所を多く見かけたので、最悪そこで泊まれば大丈夫かなあと思うと少し気持ちが落ち着きました。
なので『とりあえず、このまま乗っててもどうにもできない』と思い、列車から出ました。
そして駅の案内係みたいな感じの方を探し出して、列車のチケットを見せつつ話しかけました。
「私はこの列車(17:00発予定の列車)のチケットを持っています。Kings Cross(キングス・クロス)駅へ行きたいです。どうすればいいですか?」と質問すると、「でしたら向こうのプラットフォームにある列車の、E車両に乗ってください」と教えていただきました。
私は「ありがとうございます!」と言い、教えてもらった車両に急いで向かいました。
しばらくするとE車両が見つかりました。が、初めての列車旅だったので、念のため近くにいた駅のスタッフの方に、車両を指差しつつ「E?」と聞いて、「E!」と返事してもらった後にそのE車両に乗り込みました。
列車の中は混んでいましたが、なんとか座席に座る事ができました。しばらくすると私の隣に落ち着いた雰囲気の女性が座りました。
それからも乗客は増え、通路に立っている方もいらっしゃいました。
私は1日歩きっぱなしで本当に足が疲れていたので、無事に座れてよかったなあとほっとしました。
この時車内アナウンスが流れたのですが、音声がクリアではなかったため、内容が聞き取れませんでした。なので隣の席の方に「今何て言ったか教えてもらえませんか?全然聞き取れなくって」とお願いすると、快く教えていただけました。
(ちなみにこの次のアナウンスは、私が聞く前に隣の方が内容を教えてくださいました。とてもありがたかったです。)
[ 17:30過ぎ 列車『Edinburgh Waverley(エディンバラ・ウェイヴァリー駅)』 発]
隣の席の女性も私も、目的地まで遠かった&暇だったので、色んなお話しをしました。楽しかったです。
この時に「ロンドンでおすすめ観光スポットはありますか?」と質問すると、バッキンガム宮殿をおすすめしていただきました。
この時点で旅行最終日の予定が空いていたので、空いていた時間はバッキンガム宮殿に行く事にしました。
この時、行きの列車の中で『帰りの列車にも車内販売はあるだろうから、帰りに何か買ってみようと思いました。』と思った事を思い出しました。でもこんな状況で車内販売は全く無かったので、行きに買っておけば良かったなあと思いました。
列車の移動中、たまにダウンロードタイプの地図アプリを起動して、列車の位置をチェックしていました。そうしたら、どうも行きとは違うルートで移動しているみたいでした。
列車の遅れは事故が原因みたいだったので、それで違うルートを使っているのかなあと思いました。
[ 23:00過ぎ 列車・ロンドン『Kings Cross(キングス・クロス)駅 着 ]
列車は予定の2時間遅れ、23時頃に終点のKings Cross(キングス・クロス)駅に着きました。
こちらは外から見たKings Cross(キングス・クロス)駅の写真です。
めちゃくちゃ疲れていましたが、とりあえず駅周辺のお店で牛乳と食べ物を買ってホテルに帰りました。